物流が世界を変え続けるお話

「すごいな! 中国の深圳(しんせん)からパソコンが運ばれているのか!」

カッコ可愛いを追究するインプットの怪物紳士くじら🐋です!

今から半年以上前のことです。

私が現在使っているMacBookAirの注文をしてから、

手元に来るまでの状況をAppleのサイトから確認することができました。

深圳(しんせん)は中国のシリコンバレーと呼ばれていて、

中国のテンセントもここにあります。

電子決済系のインフラを整えている企業ですね。

経済特区なのもあってテクノロジーの普及も日本よりも進んでいるそうです。

電気自動車が街の中を行き来しているので排気ガスも少ないのはすごいですね。

参考動画を貼り付けておきます。

知識で深圳のことは知っていたので、

そんなところから自分のこれから使うパソコンが来るのかと

ワクワクしたのを覚えています。

ファミコンやプレステを手に入れる少年の心みたいな感じでしょうか。

私が子どもだった1990年代は

まだメイドインジャパンの電化製品がたくさん身の回りを囲んでいましたが、

現在では海外に工場を置いて製造しているところが多くあります。

そして、物流を変えたのがコンテナでの大量輸送が大きな要因なのだそうです。

ひろゆきさんが人生が変わった1冊と言われているコンテナ物語。

(下の画像はリンクになっています)

この本を読んで見てもらえると世界の物流がコンテナによって、

どれだけ低コストで大量にモノが輸送されるようになったのか、

その歴史背景を学べると世の中の仕組みを学べて見える世界が変わるかと思います。

最近だとマックのポテトMサイズとLサイズが品薄で店頭から消えたこともありましたが、コロナ禍で世界経済が変わっている事情もあって、

多くの物の流通が今まで通りいかなくなってきているのを感じています。

少し話は変わって、私のいる医療業界だと、

医薬品の供給がここ数年滞っていることが大変課題になっています。

同じ成分で値段がお手頃なジェネリック医薬品を

製造していた企業の一部で製造管理に大きな問題があって、

品質管理や安全性に見直しがかかったのも大きなきっかけです。

そして供給する大きな会社が止まると

他の会社が急に生産量を上げようにも

工場を建設したりも下手にできないので、

結局は品薄が数年続くことになったようです。

さらに世界中の物流が滞っているとなれば、

医薬品の原料が運べなかったり、

出来上がった大量の医薬品を運ぶことも

難しくなるので、日本の医薬品流通が滞る要因になっていると思われます。

医薬品が手に入らなければ、

何処かから入手しなければと四方八方駆け回るので、

日本中の薬剤師さんは本来の人に対するお仕事へ向ける時間を

増やすことが難しくなるので、早く改善すると良いなと祈るばかりです。

実際は、どのくらいで制限されている薬が手に入るかの見通しの情報を元に

医師と相談した上で本来の治療を行えるように随時相談して進めていく形になります。

皆さんのお手元に便利な家電製品から食べ物、

そしてお薬が届くまでの間に、

ものすごいたくさんの人たちの頑張りがあることを

知って頂けるきっかけになれば幸いです!

十分なものが手に入るだけでもありがたいです。

紳士くじらのおまけ本

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この記事を書いた人

薬剤師/ライター/SDGsアウトサイドイン公認ファシリーテーター
北海道函館在住の【紳士くじら】です。
ビジネス書が好きで、天狼院読書クラブに所属しています。
ご相談などありましたら、メールなどでお気軽にお申し付けください。

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